ひとり暮らし:お部屋探しのコツ02
新しい土地で暮らすために、下見で部屋と街や環境をしっかりチェックしましょう。
情報誌やサイトで気に入った物件を見つけて、不動産会社に電話やメールで問合せる時は
「物件が掲載されていた情報誌やサイトの名前」
「物件ナンバー」
「あなたのお名前」
「電話番号やメールアドレス」
のほかに
「希望する条件」
を書いておくと、問合せの物件の有無から希望の物件に近いものを探しておけますので助かります。
掲載されているサイトによっては、フォームが出てきて入力やチェックをするだけという所もあるので、簡単にできますよね。
オークラハンズは年中無休でご来店はもちろん、メールもお電話も受け付けていますので、お気軽にどうぞ。
どんな大家さんでも、汚くてだらしない人や常識が無い人には部屋を貸したいとは思いませんよね。
きちんとした態度で接して、好印象を与えておくのは大事です。気に入られれば、親身に対応してもらえますし、入居後にトラブルがあった時にも不動産会社の人や大家さんに好感を持たれている方が何かと都合が良いでしょう。
電話での問合せをする場合は丁寧な言葉遣いで。来店する場合は清潔でこざっぱりとした格好をして行く。下見をすることを考えて、靴は脱ぎ履きしやすいものにすると良いです。
希望の条件は、具体的に説明してください。
多少無理かな?と思っても、とりあえず言ってみる。本当に無理でしたら、こちらからしっかりこういう理由で無理ですと説明させていただきます。
また、後悔しないためにも気になることやわからないことは、なんでも聞いておいてくださいね。
間取り図や写真・書類だけでは確認できない部分が多いので、現地の下見は不可欠です。
まだ住んでいる人が居て見せてもらえない場合は、同じ建物の空き部屋(できれば同タイプ)を見せてもらうようにしましょう。
たまに今の住人が親切な人ならば住んでいる状態でも部屋を見せてもらえる場合があります。遠慮せずに見せてもらい、疑問に思ったことはどんどん聞いてください。
折りたたんだ先に、下見のチェックポイントをまとめておきます。
環境
・駅からの距離
・バスの場合は、本数と始発・終着バスの時間
・方角
・窓から見えるもの
・周囲の騒音やにおい
・住んでいる人のマナー
・共有スペースの管理状況
・敷地内の設備(ゴミ置場・駐輪場など)
・周辺の道路・交通状況
・公共施設・銀行などの場所
・病院・医院などの場所
・コンビニやスーパーなどの商業施設の場所
室内
・部屋の広さ・間取り
・日当り・風通し
・防音
・冷暖房具・照明器具の有無
・収納スペースの広さ・数
・洗濯機置場の有無・位置・広さ
・冷蔵庫置場の有無・位置・広さ
・トイレ・洗面所・浴室の設備と使い勝手
・台所の設備と使い勝手
・ネットの環境(光回線、CATVなどの引き込み済みか)
・ケータイの電波の入り具合
・コンセントの数・位置
セキュリティ
・駅からの間で死角になる場所がないか
・オートロックや防犯カメラの有無
・カギの数・形状
・カギの付替えは行われるか
・ドアスコープの有無
・ドアチェーンの有無
・ドアや窓のたてつけ
・インターフォンの有無・機能
・外から部屋がどう見えるか
・シャッターや雨戸の有無
・郵便受けの位置・管理状況・カギの有無
・非常階段や屋上に誰でも入れるようになっていないか
・荒れた感じの建物ではないか
・夜道が安全かどうか
持って行くと良いもの
・メモ帳・筆記具
・デジカメ
・ビー玉(床の傾斜を見る)
・メジャー
・間取り図
・物件近辺の地図
・引越し経験豊富な友人
もちろん上記の全てを血眼になって…という訳ではありませんが、自分が気になるところに重点を置いて調べておくと、あとあと後悔しないで済むかもしれませんよ。
今回の話は少しでも役に立ちましたか?
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