今日は生命保険を取り上げます。
日本は成人の実に98%の人が生命保険に入っているそうです。もっとも国民年金も保険の一種だとす
ると20歳以上の人は皆さん生命保険に入っていることになりますけどね。生命保険はよくわからないとい
うことをよく聞きます。でも生命保険に掛ける費用(保険料)というのは、実は家の次に高額になるといわれています。
例えば月3万円の生命保険に20歳から60歳まで入っていたとすると保険料の総額は3万×12ヶ月×40
年=1440万円となりますので、家の次に高いという言葉に実感がわくかもしれません。
そんなに高い買い物なのによくわからないというままにしておくと後で困ったことになるかもしれませんの
で、基本的なことを知っておいて欲しいのです。
生命保険や医療保険、年金保険など色々な種類の保険がありますが、まずは保険の三つの形をしっかり覚えてください。保険の対象は色々ありますが形は三つしかありません。
以下の説明で言う「保険金額」は死んだらいくらもらえるかというものを指し、「保険料」とは月々の掛け金を指します。
まず第一に定期保険です。名前は聞いたことがあるかもしれませんね。これは字が示すようにあらかじめ定められた期間だけ保障する保険です。30歳で10年間の定期保険に入ると40歳で終了します。自動更
新という考え方があるのもこの保険だけです。更新すると高くなったという話を聞いたことがあるかもしれ
ませんね。これは最初の10年は30歳を基準に死亡する確率で保険料を計算しますが、更新時には40歳
を基準にした確率で計算するために高くなるのです。
この保険の特徴は他にも満期返戻金がないということがあります。10年経って満期が来ても保険料が戻
ってこないいわゆる掛け捨ての保険です。
次に養老保険というものがあります。このタイプも定期保険と同じように満期がありますが、満期時には
保険金額と同じだけの満期返戻金があります。掛け捨てではない保険です。途中で解約すれば払った
金額よりも解約返戻金のほうが少なくなりますが満期まできちんと掛ければ払込金額以上の満期返戻
金が返ってくるのが一般的です。積み立て定期預金をするぐらいならこちらのほうが得かもしれません。
預金は積み立てている途中で死んでも利息が少しつくだけですが、保険は死亡保険金全額が手に入り
ますよね(遺族に・・・)。
最後のタイプが終身保険というものです。これも字のごとく、身が終わるまで=亡くなるまで保障される
保険です。満期がないので保険料をずっと払わないといけないかというと、そんな保険ばかりではありま
せん。10年で一生分払ってしまうこともできます。この保険も掛け捨てではありません。解約すればいくら
か返ってきます。長いこと払っていれば払込保険料より多くの返戻金がある場合もあります。
保険金額に対する保険料がどれが一番高いというのは一概には言えませんが、養老>終身>定期の
順が一般的でしょう。
保険の話を聞くときには、ぜひこの三つのタイプを意識してみてください。