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住宅購入の資金計画(5)

住宅ローンの返済額が決まる要素その2

今回は借入期間のお話です。

住宅ローンは毎月返済するというのが基本です。もちろんボーナス返済を組み込むことはできますが、毎
月返済を無しにしてボーナス返済だけということはできませんし、2ヶ月に1回の返済というのもありません。

そのために、借入期間は長くなればなるほど当然返済回数が増えますので、1回あたりの返済額は少
なくなります。ただ、返済額は借入期間に比例して減るわけではありません。

どうしてかというと「利息」があるからです。利息が無ければ借入期間に比例して返済額は減るのですが、
残念ながら無利息の住宅ローンはありません。そのため借入期間が長いということは利息をたくさん払う
ということにつながります。

それならば住宅ローンの払える範囲内でできるだけ借入期間は短いほうがいいのでしょうか。

これがそう単純ではないのです。

まずはじめに、期間が10年より短いと住宅ローンの税額控除の対象になりません。せっかくの減税の恩
恵を受けないのはもったいないですよね。

そしてもう一つは、住宅ローンはある意味生命保険と同じであるという見方があるのです。
住宅ローンを借りるときには団体生命保険の加入がほぼ条件となっています。これは万一返済の途中で
借入人が亡くなっても遺族の方に返済してもらうのではなく生命保険で返済してもらうということです。

一生懸命返済して住宅ローンを全部返した後に亡くなってしまうと、この団体信用生命保険の効果はあ
りませんので、住宅ローンを返済するお金を貯めていた方が結果としてよかったということになります。
このようなリスクを考えると返済は細く長く、長期間借入をしているほうがよくなります。

どのくらいの借入期間にするかというのは、住宅ローンを利用される方の年齢や家族構成などで変って
きます。
ゆとりを持った返済を計画して、余裕ができたときにはもう一度検討するという方法をおすすめします。

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