預金の時効
新聞で保険金の未払いが取り上げられていますね。件数も金額も大変な数です。複雑になりすぎた保険
が起こした問題のように思えます。
この記事を読んでいてふと思い出したのが、銀行の預金のことです。保険も契約者が保険会社に請求し
ないと保険金を支払いませんが、銀行も預金者から請求がなければ預金の払い出しを行いません。
例えば死んでしまった人の預金があり遺族の方がその存在を知らない場合、その預金はどうなるかとい
うといずれ時効が成立してしまうのです。時効という言葉を聞いたことがあるとは思いますが、簡単にいう
と時間が経過したので無効になるということですね。預金に時効が成立するとその預金は法律上は銀行
が取得することになります。時効の期間は10年です。銀行では10年以上入出金の動きの無い預金口座
は休眠口座という処理をして残っている預金は益金(もうけ)になるのです。大きな銀行であれば時効で
取得する金額は年間億円単位になるでしょう。
でも安心してください、銀行はたとえ時効が成立しても預金者から請求があれば支払いをしてくれます
(時間はかかりますがね)。
「ずいぶん前に銀行で預金をしていたけど永いこと使ってないわ」という口座がありましたら早めに銀行へ
行って解約処理をしましょう。