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住宅ローンあれこれ(その1)

今回からしばらくは住宅ローンを取り上げます。何からお話しようか悩みますが、そもそもローンという言葉を銀行はどのような定義で使っているかといいますと、「ルールの決められた貸付」です。ローン以外の貸付を一般融資とかプロパー融資と呼びます。
ルールの決められたというのは
・対象とする人(個人・法人)
・お金の使い道(資金使途)
・融資金額の上限・・・
他にもいろいろなルールがありますが、いわゆる「人・物・金」の範囲を決めてそのルールに沿った申し込みならば、あらかじめ決めた内容(金利・期間・担保)の融資を行いますよというものです。ところが実際にはこのルールにあてはまらないことが非常に多いのです。あてはまらないからだめ、なんて言っていたら住宅ローンは半分以下になってしまうでしょう。
では、いいとかだめとかは誰が判断するのか?そんなのは銀行に決まっていると思われるかもしれませんが、正確にいうと融資の保証をする保証会社なのです。保証会社とは融資を受けた人が銀行に対して返済ができませんという状況になったときに代わりに銀行に返済する役割を持っています。一般的に保証人といわれる人の代わりをするわけです。保証会社が代わりに払ってくれるんだったら返さなくていいわと思った人は残念です。銀行の代わりに保証会社が立て替えた金を返済しろと迫ってきます。やっぱり返済できなかったら住宅を売却して返済に充てようとします。競売という手続きです。この手続きはなれていないとややこしいので銀行は自分でやりたくないのです。
話がそれましたが、上記のような理由で銀行は保証会社が保証するというなら融資しましょうという方針なのです。だから、審査をするのは銀行ではなくて保証会社になるのです。保証会社の人は銀行のOBの人がほとんどです。銀行で融資審査を経験したベテランが出向しています。出向する前は銀行の課長や次長などの管理職をしていた人がほとんどなので、頭の固い古い人が時々いて現代の若い夫婦の考え方や時代の流れについていってない人もいます。例えば独身女性の住宅ローン。最近でこそ当たり前にどこででも取り扱っていますが、一昔前は女性は家なんか買う必要が無いと差別されていました。
保証会社を利用したくなくても、保証会社の保証が受けられることがローンの条件になっています。保証会社に保証をしてもらうと保証料を払わなければなりません。保証料は金利に換算して0.2%です。0.2%という数字はほとんどどこの銀行でも一緒なのですが、これを一括で払うか月々の支払いに利息として上乗せするかを選択ができる銀行とできない銀行があります。そして一括で払うと微妙に銀行によって金額が違っています。計算方法の違い?なのでしょうか不思議に思います。
当社で取り扱っているフラット35の金利が方式によって0.201%違うのはこの保証料部分なのです。0.001%の部分はは0.2%の保証料の消費税です。
少し長くなったので今回はこの程度にして、次回は保証料を一括で払うのがいいのか、金利に上乗せするほうがいいのかを判断するポイントをお伝えします。