地震と建築基準法
今朝、能登半島沖を震源地とする地震がおきました。江坂でもゆらゆらと割りと長いこと揺れていました。
関西では阪神大震災が大きな地震としてまだ皆さんの記憶に鮮明に残っていることでしょう。私も経験者
ですので、地震の度に思い出します。阪神大震災のときに取り上げられたのが活断層というものです
ね。活断層に近いところでは地震のときに被害が大きくなるというようなことはご存知だと思います。
大阪にも有名な活断層があります。上野台地活断層というもので、吹田市、豊中市から大阪市を縦断し
て岸和田市に至る断層で42キロメートルもあります。この断層は約1万年周期で活動を起こしていて、
前回の活動からは約2万8千年~約9千年経過しているそうです。ということはつまり、いつ活動してもお
かしくないということです。
日本の建築基準法は1981年に「耐震基準」を改正しました。これは1978年の宮城県沖地震の被害を
受けてのことです。建物を建てるときには建築計画を役所に申請して建築確認を取らなければ建てられ
ませんが、その計画を審査するときにこの耐震基準に適合しているか等を審査しているのです。実際に
建物が完成するのは、この確認がおりてから戸建てで約3ヶ月、マンションなら1年ぐらいかかります。建
築確認の日が分かれば新耐震基準なのか旧なのかわかりますが、その日が不明なら完成した日から
工期を指し引くと大体分かります。
新築を購入される方は心配ないかもしれませんが、中古をお探しの方は新耐震基準か旧耐震基準なの
か確認してください。旧基準は全てだめというわけではありませんが、できれば少々お金がかかっても耐
震審査を受け、その結果を確認してから購入するかどうかを判断してほしいとおもいます。耐震診断をし
たら問題なしという場合もありますので、それなら安心できますよね。