火災保険のお話(その2)
火災保険保険に入るときに覚えておいて欲しいことがあります。
それは例えば住宅の火災保険に入るときに同時に二つ以上の保険会社の保険に加入しないということ
です。大切な財産の為の保険だからと念のために二つ入っていても、実際に支払われる保険金は損失
の額までなのです。二つ入っているからといって、もしものときに2倍もらえるわけではないのです。
損害保険というのは基本的に実損填補(じっそんてんぽ)といって、繰り返しになりますが損した分しかも
らえないのです。二つの保険に入っていればもらえる保険金は単純にいうと半分ずつということになりま
す。ですから、二つの保険に入ること自体がまったく無駄になってしまうのです。
これに対して生命保険にはそういう制度はありません。死亡保険をA社で1000万円、B社でも1000万
円入っていて亡くなられたときに半分ずつになるかというとそうはなりません。安心してください。
もう一つ関連の話を追加しますと、火災保険でもらった保険金は通常非課税です。何度も繰り返しお話し
ているように損失分が保険金として出るので得をすることがない=課税の対象とはならないのです。実
際は得をしたとしても税務署が調査して脱税にあたると判断されなければ課税されません。保険の対象
が他人の物(家)だったら話が変ってきますが、そこまで深く突っ込まないでくださいね。