久しぶりの歴史探訪
久しぶりの歴史探訪です。
先日、母方の実家が三木市なのでそちらに行った時に、
大分前から行きたかった場所に行ってきました。。。
というのも三木市はその昔、戦国時代には別所氏の領地で三木城がありました。
去年には三木城跡にも行って別所長治氏の石像とかも見て来てました。
信長の天下統一事業の中で中国地方攻略というのが
行われ、その手始めに播州が平らげられることになりました。
播州で大きな勢力である別所氏が諸事情あり、
攻められることとなり…
その信長軍の司令官として羽柴秀吉が三木の平井山という
今は観光ブドウ園になっている所に秀吉軍は本陣を構えました。
今回はその本陣のあった平井山の麓にある『竹中半兵衛重治』のお墓に行ってきました。
竹中半兵衛は秀吉の参謀的な立場の人物で、
すごく頭が良く素晴らしい采配をする軍師で有名です。
僕の大好きな黒田官兵衛と二人で『二兵衛』と呼ばれ
秀吉を支え、または頭脳として働いていました。
しかし、若くして病いに倒れ陣中で亡くなってしまい…
秀吉が遺骸に泣きつき悔いたというくらい、
36歳で他界するには、非常におしい人物だったそうです。
一度、手を合わしたいなぁと思いつつ、
なかなか行けなかったのですが、ようやく行ってきました。
そのために三木のこの地でお墓が今なお残っています。
田んぼとあぜ道に囲まれたのどかな場所でした。
この人が生きていれば秀吉の時代がもっと続いていたのでは…
とか考えたりしました。。。
ちなみに秀吉が自分より立場の低い竹中半兵衛に自分の家臣になってほしいと
お願いしに直々にいった時の逸話がすごく心に残る話です。
一度目は門前払い。二度目も同じような状態…
でも諦めず三度目にやっと会えたという世に言う『三顧の礼』
人間熱意が大切ですね。どんな立場になってもそういれたら素晴らしいですよね(^^)
当日は雨上がりの夕暮れで、すごく澄み切った空に感動しつつ…
時間があまりなかったので、
次は、平井山の本陣に行ってみたいなぁとか考えながら
帰りました。。。
季節も暖かくなってきたので、また今年も時間がある日は
歴史探訪の続きを始めようかと思った一日でした。
次はどこに行きましょうかな…
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